guard文のあれこれ
あるメソッドで、渡されたパラメータによっては処理をまったくしないということがある。 その場合guard文を書くことでネストが深くならなくて、読みやすくなることはイディオムとしてよく知られている。
しかし、guard文を書くと逆に読みにくくなってしまう場合があるんじゃないかと最近仕事のコードを書いていて思った。とくに、必ず特定の値を返すメソッドの場合。 「必ず特定の値を返すメソッド」はどんな時に書くのかと考えると、例えば、Interceptorパターンを実装していて、パラメータは降ってきて特定の条件下では処理はするけど、必ず後続のInterceptorに処理を継続させたくてtrueを返す場合。
public boolean before(AObject o, AMap param) { if (!cond(param)) { return true; } // brabrabra return true; }
二回もreturn文が出てきて気持ち悪いのでここは、guard文を書かないで素直に書くほうが読みやすいんじゃないかと。
public boolean before(AObject o, AMap param) { if (cond(param)) { // brabrabra } return true; }